新しい世界の夜明け

新型コロナウイルス終息後の世界は仕事(働き方)を含むライフスタイルは一変するのでしょうか。それとも元の世界に戻るでしょうか。

こんな状況下だからこそ、人としての正しい・美しい・醜い・誤った部分が浮き彫りになりましたね。
トイレットペーパーやマスクを買い占めて転売したり、自粛を呼び掛ける中で立ち入り禁止の場所で釣りや潮干狩りをしたり、パチンコなどの3密の場所に出入りしたり、コロナの事でみんなが色んな事を我慢しているのに自分たちの保身のために憲法改正しようとする政治家も大変目立つけれど・・・それは少ないから目立つのであり、間違いなく少数派だろう。

大多数の人々は生活や物資の心配をしながらも大人しく家にこもり、子供たちも友達にも会えなくても我慢強くおとなしくしていた。考えたら凄い事だ。
老若男女、富む者も貧しき者も、思想や宗教や政治に対する考え方が異なっても、力を合わせて耐えている。顔も合わせないし言葉も交わさない他人同士が「連帯」している。
ごく一部の人々を除いたら、心ひとつになっている。この苦難を乗り越えるために。

お互いの努力を称えあって、国と国も連帯していけたらいいですね。
馬鹿馬鹿しい国同士のけなしあいや領土争い、そういう恥ずかしい大国の振舞いはもはや前時代のようにすら感じる。第二次大戦から何も変わっていない。学んでいない。

協力し、助け合い、新しい人と人、国と国のつながりの形を作っていけば、真の平和な地球ができるチャンスなのかもしれない。戦勝国も敗戦国も無き新型コロナウイルスとの戦争に終わりが見えてきた今こそ。
今が新しい世界の夜明けかもしれない。
心からそう祈りたい。

2020.05.18